「ご隠居、いるけー」
「これは熊さん久しぶりだな。忙しかったのかい」
「うんにゃ。暇じゃなきゃ、こんなとこへは来ねえ、ここへ来りゃ、茶ぐれえ、ゴチになれる」
「あいにく菓子はないが茶でも飲んでいきな」
「やっぱり茶だけか、こりゃ、アクロスのMEルームとおんなじだ」
「相変わらずの減らず口かい。ところで熊さん、正月頃、『環境負荷の低減』だとか難しいことを言ってたがあれはどうなった」
「へへ~んだ。ご隠居に難しいなんて言われちまうと照れちゃうな。これを見てくれ」
「おお、名刺じゃないか、これは熊さんのかい。こっち側がアクロス、反対側がNPOヨコハマみらい か、うまくできてるね」
「あたぼーよ。裏表1枚で済ましちまうのがエコだろ。それだけじゃねえんだ。オンデマンドってえやり方で作ってるんで、電気は食わねえ、体に良くねえガスを出したりしねえで済むんだ。おまけに、作るときの紙の無駄が少ねえから、やたら余分に作りすぎちまって使わねえまま捨てちまうなんてバカなことはしねえですむんだ。隠居なんて、先が短えから、ちっとだけ刷るんだったらぴったしだぜ」
「相変わらず口の悪い奴だ。そういう名刺なら私もほしいな、どこで作ってくれるんだい」
「まかしておけ!俺の仕事場のアクロスで作ってくれるんだ。見附町のMEルームへ行きゃ、ここより、うまい茶が飲めて、相談に乗ってもらえるぜ」
・・・おあとがよろしいようで