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デザイナーがラジオを聴きながら仕事をすると vol.2 音楽と働き方改革

  • 2019-09-18

またラジオを流しながら仕事をしています。

私は音楽や程よく軽いトークがBGMとして流れている環境だと仕事が捗ります。
しかし、一人で仕事をしているのなら良いのですが、オフィスで仕事をしている場合、様々な人が時間と空間、道具を共有しているので例え仕事が捗ると言っても、自分の都合だけを優先するわけにはきません。

打ち合わせや間違ってはいけない計算や確認作業、事務仕事ではさすがに無音の方が良い時もありますが、クリエイティブな作業に集中したいときには、やっぱり音楽が欲しいな・・・

私にとっての音楽と仕事を引き合いにしましたが、個人個人がそれぞれの能力を最大限に発揮できる状態が多様化してきていて、それを無視することは違うような気がする・・・
個人個人の生産性をあげる最適な作業環境と職場全体の生産性の向上は両立できるのだろうか・・・

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最近は働き方に関して、ラジオからも色々な情報が流れてきます。

仕事上の最優先事項は生産性の向上です。
より少ない労力と時間で、より大きな成果を出すこと。

これまでの日本企業の働き方は現場作業、事務職ともに、午前9時~午後5時で働き、昼休みは一律…全員同じように行動する状態で、それで良かった時代でした。
ただ、それでは今の世の中と合っておらず、生産性に限界があるということにやっと気づいてきたという状態です。

やっと気づいたので働き方改革が始まった?わけですが、働き方改革の事例を見ると、長時間労働の削減、有給休暇の取得促進など、より少ない労働時間、はクリアされたが片手落ちで、結局仕事は減らず、仕事の取り組み方も変わっていないため、より大きな成果の方は達成されないままのように見えます。

生産性の高い状態を目指すということは、個人個人が自分自身のスキルを上げながらその過程においては、それぞれの働きやすさ、自分にとってもっとも捗る状況を見つけ、その進め方を実践していくことだと思います。
私の場合は先代社長から自分の泳ぎ場所は自分で作るのだと教えられてきました。これは多少乱暴で他の人を押しのけるようなイメージも多少ありますが、そうでなくても、自分なりの進め方を見つけて結果が出せるようにすることなんだと今は解釈しています。結局どんなに会社が制度を整えようとも個人個人がこれをしないといつまでたっても生産性は上がらないのだろうと思います。
会社はそういった個人の裁量と進め方に合わせて柔軟なインフラを用意して会社全体としての生産性をあげていけばいいということなんじゃないかと思います。

個人個人の進め方や裁量を尊重できる会社であれば、個人個人が自身に対するリスペクトを実感することができるし、会社をリスペクトすることができるようになれば会社と個人がお互いを受け入れて尊重できる関係を築くことが出来、生産性を最大化させられるのだと思います。

私の場合は音楽を聴きながら、毎日仕事場を変えながら・・・グーグルとかヤフーみたいな環境だと仕事が捗る気がしますが・・・一足飛びにそこまでは出来ないにしても、そういう会社が平塚にあってもいいよなって思います。


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