ホームセンターなどで販売している柿渋塗料(無臭)、刷毛、でワゴンセールの少し汚れたスニーカーを染めてみました。
柿渋塗料を水で薄め、塗っては洗い、乾かし、塗っては洗い、乾かしすること数十回。
天日に干すほど色が濃くなるとのことですがなかなか濃い色味になりません。
痺れを切らし原液で塗ること数十回、やっといい感じの赤茶褐色になりました。
柿渋にはタンニンという成分が含まれていて、防腐、防虫作用や耐水効果があり、平安時代から傘や漁網、酒袋などに使われていたそうです。
またタンニンには侵蝕性の強い赤錆に反応し黒錆に変化させる錆止めの効果もあるようです。
柿渋で染めたスニーカーはキャンバス生地とラバー部分の接着剤に反応して少し剥がれてしまいました。
趣味も仕事も素材の特性、強みを生かしたものづくりをしていきたいです。