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ブランディングの仕事について

  • 2017-10-25

最近、ブランディングのお仕事が増えてきました。 お客様に対して、 「御社の商品は良いのだからブランディングをして付加価値をつけてもっと儲けましょう」 とか、 「ブランディングすればもっと売れますよ」とか言って、 ロゴマークや商品に貼るシール、商品のパッケージ、店舗の看板、内装、などをデザインして、 販売や、時には施工までプロデユースします。 しかし、ブランディングってなんでしょうか? ブランディング(英: branding)とは、ブランドに対する共感や信頼などを通じて顧客にとっての価値を高めていく、企業と組織のマーケティング戦略の1つ。ブランドとして認知されていないものをブランドに育て上げる、あるいはブランド構成要素を強化し、活性・維持管理していくこと。また、その手法。ここでいうブランドとは高級消費財に限らず、その対象としては、商品やサービス、それらを供給する企業や団体のほか、人物・建築物・史跡・地域 ・祭事など、あらゆるものが該当する。 「ブランディング」(2017年7月10日 (月) 19:34 UTCの版)『ウィキペディア日本語版』。 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%96%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%B3%E3%82%B0   と言うことで、今度はブランドって何かな? ということになります。 ブランド(英: brand)とは、ある財・サービスを、他の同カテゴリーの財やサービスと区別するためのあらゆる概念。当該財サービス(それらに関してのあらゆる情報発信点を含む)と消費者の接触点(タッチポイントまたはコンタクトポイント)で接する当該財サービスのあらゆる角度からの情報と、それらを伝達するメディア特性、消費者の経験、意思思想なども加味され、結果として消費者の中で当該財サービスに対して出来上がるイメージ総体。(以下省略) 「ブランド」(2017年9月1日 (金) 01:09 UTCの版)『ウィキペディア日本語版』。 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%96%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%89   小難しいですが、ブランドとは簡単に言うと、 商品や会社の価値を他と区別して、 エンドユーザーに伝わるようにすること。 と言うことだと思います。 私の場合、ブランディングをする時にはまず、 会社のロゴマークの、今そうなっている理由は何かを聞くようにしています。 商品のブランディングをする時にも、そこから始めます。 そうすると、「なんとなく」とか「先代が考えたことで理由はわからない」とか、 こういうケースがとても多いです。 ですが、そのまま話を聞いていくと、でも本当はこういう会社なんだ、とか、 今はこういう会社を目指しているんだ、ってなってきます。 そうなってくればこっちのものです。 新しいロゴマークの提案をします。 そしてその次に商品やお店のブランディングに移ります。   区別して伝わりやすくすること。 商品の区別、サービスの区別、売り場の区別、店舗の区別、従業員の区別、 それらの中心にあるのは会社です。 それらが他とは区別されていて、一体になっていることが伝わりやすくなっている。 区別するために気を使って、お金をかけている。 それはつまり、会社が商品やサービスに対して 責任や自信をもっている ということだと言えるのではないでしょうか? それが伝わった時、その責任や自信が付加価値となって ブランドの力になるのではないでしょうか? ブランディングにおける会社のロゴマークとは 会社が一本の大きい木だとした場合の種にあたるものだと 私は考えています。 種から芽が出て、花を咲かせ、葉が茂り、幹が太くなり、実をつける。 種が会社の信念や考え方、 そこから 根を張って、 従業員や組織、建物や設備が幹だったり、 そこから生まれる商品やサービスは 枝から生えている葉だったり、花だったり、実だったり。 そうして出来上がった一本の木のかたちがブランドなのではないでしょうか? いろいろに例えることは出来ると思いますが、 大切なのは、根っこや木、会社や商品の中身や考え方だと思います。 それがなくてはブランディングはできません。 ブランドを木に例えるのならば、私の仕事は植木やさんのようなもので、 元からある立派な枝ぶりや 葉や花をきれいに刈ってあげること。 その時の区別する基準は 種を元に育ってきた木の特性。 つまり、会社の本質を考慮して、区別して情報を整理して分かりやすくする。 もともと素晴らしいかたちの木なのであれば、 自然に、立派なもの、ブランドとして区別されて浮かび上がってくる。 そういうものかな、と思います。


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